ESG金融懇談会の開催

世界でESG投資が一大潮流となる中、我が国でも、2015年9月、世界最大の年金資産規模をもつ年金積立て金管理運用独立行政法人(GPIF)が、国連が支持する、投資決定にESGの要素を組み込むこと等を求める責任投資原則(PRI)へ署名したことを機に、ESG投資が広がりつつある。

投資家と企業の間の対話をさらに充実させていくことなどを通じ、その裾野を広げ、投資先企業における環境行動を一層促していくことが期待されている。また、間接金融市場においては、経営として環境金融に取り組んでいる銀行は一部にとどまっているのが現状。今後、特に地域において環境金融が広がることにより、環境と経済の両方の観点から地域の持続可能性が高まっていくことが期待されている。

年金資産や預金といった国民のお金を、環境課題と経済・社会的課題の同時解決に向けた取組へと導くためには、長期的視点からお金の流れを変えて持続可能な社会を築いていこうという関係者の強い意思が必要。このため、金融市場の主要なプレーヤーが持続可能な未来の創造に向けた強い意思を共有するとともに、それぞれが今後期待される役割について議論するため、ESG金融懇談会が開催される。

<開催日程>
第1回会合が、以下のとおり開催される。その後、平成30年夏までに数回程度開催する予定。
①日時:平成30年1月10日(水)10:00~12:00
②会場:環境省第一会議室(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎第5号館22階)
③議題:金融市場において持続可能性を巡る課題を考慮することがなぜ重要なのか

【出典】環境省 http://www.env.go.jp/press/104910.html

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