グリーン購入法に基づく「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」の変更が閣議決定された。
主な変更点
3品目の新規追加、2品目の削除、55品目の判断の基準等の見直しが行なわれ、21分野274品目⇒21分野275品目となった。
1.追加された品目
- 加煙試験(ノンフロン製品への転換による温室効果ガスの排出抑制)
- タイルカーペット洗浄(カーペットのリユース促進による廃棄物削減、温室効果ガスの排出削減)
- 木材・プラスチック再生複合材製品(リサイクル材の利用による廃棄物削減、温室効果ガスの排出削減)
2.削除された品目
- 蛍光灯照明器具(政府全体のLED照明導入推進による)
- 缶詰(市場のほぼすべての製品が判断の基準を満たす製品となったため)
3.判断の基準等の見直し品目
- 省エネルギー、地球温暖化防止に係る基準の見直し
- エアコンディショナー(業務用エアコンについて地球温暖化係数の基準の新規設定)
- LED照明器具(エネルギー消費効率に係る判断の基準の見直し)
- 自動車(ガソリン乗用車等の燃費基準の見直し)
- 化学物質に関する基準の見直し
- トナーカートリッジ、インクカートリッジ(使用を制限する有害化学物質の表の修正)
スケジュール
【閣議決定】2018年2月9日
出典
○環境省「「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」の変更及び意見募集(パブリックコメント)の結果について」/2018年2月9日