公布・施行「船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律施行規則の改正」（押印廃止）

2020年12月23日「船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律施行規則の一部を改正する省令」が公布された。2021年1月1日より施行される。

2020年7月に閣議決定された「規制改革実施計画」における ❝行政手続における押印を原則不要❞とする方針が示されたことを受けて、

船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律施行規則に基づき届出者が提出する書類について、様式中において押印・署名を求めているところ、押印・署名を廃止し、記名のみを求めるよう様式の改正を行うもの。

なお、改正規則の施行後においても、当分の間は旧様式を使用できるよう、経過措置を設ける。

スケジュール

【公布】2020年12月23日
【施行】2021年1月1日

出典

「船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律」
船舶の解体について、安全・環境に配慮した船舶の再資源化のための国際ルールを定める「2009年の船舶の安全かつ環境上適正な再資源化のための香港条約（シップ・リサイクル条約）」に基づく国際的な船舶リサイクル制度を国内で具現化する法律。

2018年6月20日「船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律」が公布された。船舶の解体は、労働コストなどの観点から、主に開発途上国で実施されているが、労働災害や環境汚染が国際問題化したことを踏まえ、2009年に国際海事機関（IMO）の下で、安全・環境に配慮...

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2018-06-20 16:19