公表「一般廃棄物の排出及び処理状況等(2017年度:平成29年度)」

2017年度(平成29年度)における全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況等が公表された。
(2011年度から国庫補助による災害廃棄物の処理量、経費等を除かれている。)

一般廃棄物の排出及び処理状況等(2017年度)概要

(1)ごみ排出の状況
ごみ総排出量は、2011年度(平成23年度)以降微減傾向である。
基本方針でベースラインとしている2012年度(平成24年度)4,523万トンを5年連続で下まわった。

  •  ごみ総排出量:4,289万トン(東京ドーム約115杯分)(前年度4,317万トン)
  •  1人1日当たりのごみ排出量: 920グラム(前年度925グラム)
    (参考:外国人人口を含まない場合938グラム、前年度942グラム)

(2)ごみ処理の状況
ごみの総処理量は4,085万トンであり、そのうち、焼却、破砕・選別等により中間処理された量(中間処理量)は、3,849万トン、再生業者等へ直接搬入された量(直接資源化量)は194万トンで、この両者でごみの総処理量の99.0%(減量処理率)を占める。
最終処分量は、前年比3.0%減少、リサイクル率は横ばいであった。

(3)最終処分場の状況
最終処分場の残余容量は増加したが、最終処分場の数は概ね減少傾向にあり、最終処分場の確保は引き続き厳しい状況。

(出典:環境省)

出典

環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成29年度)について」