公表「ゴルフ場で使用される農薬に係る水質調査結果(平成31年度)」

平成31年度に都道府県等が実施した、ゴルフ場で使用される農薬に係る水質調査結果が公表された。

1,607か所のゴルフ場を対象に、延べ41,962検体について実施され、ゴルフ場の排水口調査で、水産指針値を超過した事例が6件報告された。

●ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水域の生活環境動植物の被害防止に係る指導指針(令和2年3月27日).pdf

ゴルフ場は芝生の整備のため農薬を使用しており、過去には河川や海を汚染していたことから、農薬使用の適正化を推進し、水質汚濁の防止を図る観点から、1990年5月に、ゴルフ場の排出水の農薬濃度に係る上限としての水濁指針値を定め「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」が策定された。その後、見直しが行われ現在は、2020年3月に「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水域の生活環境動植物の被害防止に係る指導指針」が策定されており、都道府県等は、指導指針に基づき、ゴルフ場で使用される農薬について調査、指導を行っている。

●環境省>ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水域の生活環境動植物の被害防止に係る指導指針について

出典

○環境省「ゴルフ場で使用される農薬に係る平成31年度水質調査結果について」/2020年12月10日

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