パブリックコメント「海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針の改定」

海岸漂着物処理推進法の改正(2018年6月22日公布・施行)を踏まえ、基本方針の改定案が取りまとめられ、パブリックコメントが行われる。

背景

2009年7月に公布された「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(海岸漂着物処理推進法)」について、法施行後約10年が経過した現在においても、海岸には、国内外から多くの海岸漂着物が漂着し、また、沿岸海域において漂流し、又はその海底に存在するごみその他の汚物が船舶の航行の障害や漁業操業の支障となっており、海洋の環境に深刻な影響を及ぼしている。

さらに近年では、海洋に流出する廃プラスチック類や微細なプラスチック類であるマイクロプラスチックが、生態系に与え得る影響等について国際的に関心が高まり、世界全体で取り組まなければならない地球規模の課題となっている。

このような状況を受け、海岸漂着物処理推進法の一部が改正され、2018年6月22日に公布・施行された。

この法改正を踏まえ、基本方針の改定案が取りまとめられ、パブリックコメントが行われる。

スケジュール

【パブリックコメント】2018年12月25日~2019年1月31日

出典

○環境省「「海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」の改定に対する意見の募集(パブリックコメント)について」