パブコメ「資源有効利用促進法における特定再利用業種に係る判断基準省令の改正案」(古紙・カレットの目標値の見直し)

「資源有効利用促進法における特定再利用業種に係る判断基準省令の一部改正(案)」について、パブリックコメントが行われる(2020年12月16日~2021年1月15日)。

紙製造業及びガラス容器製造業における、事業者による再生資源利用率等の目標値の見直しを行うもの


「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)」では、再生資源・再生部品の利用促進のため、「特定再利用業種」を指定している。

そのうち一部の業種(紙製造業ガラス容器製造業)については、同法判断基準省令により、事業者による再生資源利用率等の目標値を規定している。

2020年度末にこの目標期限が到来することから、新たな目標を設定する改正が行われる。

※特定再利用業種(5業種):紙製造業、硬質塩化ビニル製の管・管継手の製造業、ガラス容器製造業、複写機製造業、建設業

現行省令 改正案
・・・国内で製造される紙の古紙利用率が平成32年度までに65%に向上することを目標とするものとする。 ・・・国内で製造される紙の古紙利用率が令和7年度までに65%に向上することを目標とするものとする。
・・・国内で製造されるガラス容器のカレット利用率が平成32年度までに75%に向上することを目標とするものとする。 ・・・国内で製造されるガラス容器のカレット利用率が令和7年度までに76%に向上することを目標とするものとする。

●新旧対照条文(古紙)
●新旧対照条文(カレット)

※「カレット」とは?
使用済みのガラスびんを再利用できる状態にまで砕いたもの(ガラス屑)。ガラスの原料として使われる。

スケジュール

【パブリックコメント】2020年12月16日~2021年1月15日
【施行】2021年4月1日(予定)

出典

○e-GOV >「資源有効利用促進法における特定再利用業種に係る判断基準省令の一部改正(案)」に対する意見公募について

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする