パブリックコメント「グリーン購入法に基づく環境物品等の調達の推進に関する基本方針の改定案」

グリーン購入法(※)に基づく「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」で定められる特定調達品目・判断基準の見直し案について、パブリックコメントが行われる(2019年10月21日~11月19日)。

基本方針で定められる特定調達品目・判断基準等については、物品等の開発・普及の状況、科学的知見の充実等に応じて適宜見直しを行っていくこととなっており、今回は、主に、温室効果ガス排出抑制及びプラスチックの資源循環に係る見直し。

※グリーン購入法:国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律

見直し(案)

1.判断基準の見直し

文具類、画像機器等、電子計算機等他、合計11分野について判断基準の見直しが行われた。

2.特定調達品目の追加・削除

(1)特定調達品目の削除
  • 「ETC対応車載器」「カーナビゲーションシステム」の品目削除

(2)特定調達品目の追加
  • プラスチック製ごみ袋を特定調達品目に追加(21分野⇒22分野へ)
品目 判断の基準 配慮事項
プラスチック製ごみ袋 ①次のいずれかの要件を満たすこと。
ア.植物を原料とするプラスチックであって環境負荷低減効果が確認されたものが、プラスチック重量の10%以上使用されていること。
イ.再生プラスチックがプラスチック重量の 10%以上使用されていること。
②上記①ア又は①イに関する情報が表示されていること。
①シートの厚みを薄くする等可能な限り軽量化が図られていること。
②植物を原料とするプラスチックであって環境負荷低減効果が確認されたものの配合率が可能な限り高いこと。
③製品の包装又は梱包は、可能な限り簡易であって、再生利用の容易さ及び廃棄時の負荷低減に配慮されていること。

スケジュール

【パブリックコメント】2019年10月21日~11月19日

出典

○電子政府の総合窓口「パブリックコメント:意見募集中案件」

○グリーン購入法に基づく環境物品等の調達の推進に関する基本方針の改定案(変更箇所抜粋)

○基本方針の見直し(案)のポイント

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