公表「2018年度(平成30年度)フロン類の再生量等・破壊量等の集計結果」

環境省及び経済産業省は、第一種フロン類再生業者及びフロン類破壊業者から2018年度(平成30年度)分の報告を受け、その集計結果を取りまとめ・公表した。

「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」では、毎年度、主務大臣に対し、第一種フロン類再生業者は「フロン類の再生量等の報告」を、フロン類破壊業者は「フロン類の破壊量等の報告」を行うこととなっている。
集計結果の概要(2018年度/平成30年度)

①フロン類の再生量:約1,351トン(前年度比4.3%増)

<フロン類の種類別>

  • CFC(クロロフルオロカーボン):約23トン(前年度比24.2%減)
  • HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン):約846トン(前年度比1.5%減)
  • HFC(ハイドロフルオロカーボン):約481トン(前年度比18.9%増)

②フロン類の破壊量:約4,364トン(前年度比3.9%減)

<フロン類の種類別>

  • CFC(クロロフルオロカーボン):約116トン(前年度比6.2%減)
  • HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン):約1,786トン(前年度比12.3%減)
  • HFC(ハイドロフルオロカーボン):約2,457トン(前年度比3.3%増)

出典

環境省「フロン排出抑制法に基づく平成30年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果を公表します」/2019年7月18日
○経済産業省「フロン排出抑制法に基づくフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果(平成30年度分)を取りまとめました」